ゲームプログラマーの平均年収は400万円と言われています。
しかし、大手ゲーム企業でゲーム開発を行っているゲームプログラマーの年収は700万円~850万円と、平均年収の1.5倍以上になっています。一方、大手ではない中小ゲーム企業に務めるゲームプログラマーの年収は300万~500万円と、ほぼ平均年収並です。
そのためゲームプログラマーとして活躍し、できるだけ多くの収入を得たいという場合、大手ゲーム企業を目指すと良いでしょう。
さらに年代ごとの平均収入を比較してみると20代の300万円が最も低く、50代の650万円が最も高いという特徴があります。これは年齢と共に給料が上昇する事や管理職に就いた事で貰える手当が増える事が理由として挙げられます。
また、同じゲーム開発であっても、スマホのゲームアプリの開発がメインとなるソーシャルゲーム業界と家庭用ゲーム機のコンシューマーゲーム業界には、少し年収に開きがあります。
スマホやタブレットが主戦場となるソーシャルゲームは基本無料でプレイできるものが多いですが、課金によって新たな利益を生み出すことも可能です。会社が想定していた利益よりも大きな利益が得られた際にボーナスという形でプログラマーに還元しているゲーム企業が多いことから、ソーシャルゲーム業界の方が年収が少し高くなっています。
近年、スマホ・タブレットの性能が向上したため、ソーシャルゲーム業界ではより高い専門技術・知識を持ったプログラマーが求められています。年収アップを理由に、コンシューマーゲーム業界からソーシャルゲーム業界に転職を考えるゲームプログラマーも増えています。